クラウドとは

 

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2021/9/24

 

クラウドとは

 クラウドとは、ユーザーがアプリケーションやシステムのデータをパソコン内で持たなくても、インターネット上で利用できるシステムのことを指します。クラウド事業者から提供されるサービスによって、ユーザーはインターネット上でアプリケーションの利用や開発、仮想マシンの作成等が行え、必要最低限のコストでのシステム稼働が可能となります。クラウド事業は様々な業者が展開していますが、中でもAmazonのAWS、MicrosoftのAzure、GoogleのGoogle Workspaceが有名です。
 また、ユーザーが担当する領域とクラウド事業者が担当する領域の違いによってクラウドサービスを選択でき、管理する必要のない領域を事業者に任せることで、コストの削減や一任している領域の知識を持った人材を雇用する必要がなくなります。領域とはシステム開発から運用までの工程を大きく分けたもので、ハードウェア・仮想化ソフトウェア・OS・ミドルウェア・アプリケーション・データとアクセスの全6つに分けられます。

 

クラウドを利用せずシステムを運用する場合

 

 クラウドを利用せずシステムを運用する形態をオンプレミスと言います。ネットワーク環境構築からアプリケーション運用まで全てを自社で担います。構築から運用までを自社で行う点から制限もなく、自由な環境での運用が可能になりますが、オンプレミスは初期費用にサーバー代や維持費、場所代等が必要となり、問題が起きた際にも自社で全て負担することになります。
 更に、構築から運用まで全て自社で行わなくてはならない性質上、各領域での専門知識を持った人材の確保が必要です。

クラウドサービスはユーザーの管理する領域によって大きく3つのサービスに分けられます。
 

SaaS(Software as a Service)

 

 アプリケーションを提供するサービスです。データとアクセス以外の領域の管理が全てクラウド事業者に一任されます。ユーザーはアプリケーション内にある自身のデータ以外に責任を持たない為、アプリケーションにエラーやバグ等が発生した場合に責任を負うのはクラウド事業者となります。
 異なるデバイスからでもアカウントが同一であればアクセス可能であり、複数人での同時作業も行えることからリモートワークにも適しています。
 クラウド事業者に利用の申し込みを行うだけで無料またはローコストでアプリの利用ができることから導入もしやすく利便性の高いサービスとなっています。  
 しかし、拡張性が低く、事業者からあらかじめ提供されている機能内での操作しかユーザーは行うことが出来ません。

SaaS(Software as a Service)

 
 アプリケーションを提供するサービスです。データとアクセス以外の領域の管理が全てクラウド事業者に一任されます。ユーザーはアプリケーション内にある自身のデータ以外に責任を持たない為、アプリケーションにエラーやバグ等が発生した場合に責任を負うのはクラウド事業者となります。
 異なるデバイスからでもアカウントが同一であればアクセス可能であり、複数人での同時作業も行えることからリモートワークにも適しています。
 クラウド事業者に利用の申し込みを行うだけで無料またはローコストでアプリの利用ができることから導入もしやすく利便性の高いサービスとなっています。  
 しかし、拡張性が低く、事業者からあらかじめ提供されている機能内での操作しかユーザーは行うことが出来ません。

Point

SaaSとは

アプリケーションを提供するサービス

メリット

利用申し込みをするだけで無料またはローコストでのアプリケーション利用が可能

アカウントが同一であれば異なったデバイスからもアクセス可能

同時に複数人での作業が行える

デメリット

提供されたアプリケーション内での管理しか行えない為、カスタマイズの自由度は低い

PaaS(Platform as a Service)

 

 プラットフォームと呼ばれるシステムを稼働させるために必要な環境が整った基礎部分を提供するサービスです。MySQLやApacheのようなミドルウェアまでの領域の管理をクラウド事業者に一任し、ユーザーはアプリケーション、データとアクセスの領域が利用可能です。ユーザーは開発環境内であれば責任を持たなければならない為、エラー発生の原因がプログラミングによるものであればユーザー自身で修正を行う必要があります。
 開発ツールやデータベースを含んだアプリケーション開発に必要な環境がそろうため、ユーザーは提供されてすぐにアプリケーション開発を行うことができます。
 しかし、決められたプラットフォーム内での設定となる為データベースの設定やプログラムの実行に制限がかかってしまい、開発の自由度が下がってしまうことがあります。

PaaS(Platform as a Service)

 
 プラットフォームと呼ばれるシステムを稼働させるために必要な環境が整った基礎部分を提供するサービスです。MySQLやApacheのようなミドルウェアまでの領域の管理をクラウド事業者に一任し、ユーザーはアプリケーション、データとアクセスの領域が利用可能です。ユーザーは開発環境内であれば責任を持たなければならない為、エラー発生の原因がプログラミングによるものであればユーザー自身で修正を行う必要があります。
 開発ツールやデータベースを含んだアプリケーション開発に必要な環境がそろうため、ユーザーは提供されてすぐにアプリケーション開発を行うことができます。
 しかし、決められたプラットフォーム内での設定となる為データベースの設定やプログラムの実行に制限がかかってしまい、開発の自由度が下がってしまうことがあります。

Point

PaaSとは

アプリケーションの開発環境を提供するサービス

メリット

インフラ設計の手間が省け、すぐに開発作業を行える

デメリット

プラットフォーム内での制限がある為、開発の自由度が低い

IaaS(Infrastructure as a Service)

 
サーバーやネットワークなどのインフラを提供するサービスです。ハードウェアと仮想化ソフトウェアまでの領域の管理をクラウド事業者に一任し、ユーザーは利用する仮想マシンのOS・ミドルウェア・アプリケーション・データとアクセスの領域が利用可能です。ネットワーク障害や仮想化を行うハードウェアに何らかの障害が発生した場合を除き、アプリケーションに関する問題はクラウドの利用者が責任を負います。
 ハードウェアのスペックや仮想マシンのOS、MySQLやApacheのようなミドルウェアを好きなように選択でき、非常に高い自由度での開発が行えます。最もカスタマイズ性の高いサービスですが、その分ネットワークやサーバー等の知識が必要となります。

IaaS(Infrastructure as a Service)

 
 サーバーやネットワークなどのインフラを提供するサービスです。ハードウェアと仮想化ソフトウェアまでの領域の管理をクラウド事業者に一任し、ユーザーは利用する仮想マシンのOS・ミドルウェア・アプリケーション・データとアクセスの領域が利用可能です。ネットワーク障害や仮想化を行うハードウェアに何らかの障害が発生した場合を除き、アプリケーションに関する問題はクラウドの利用者が責任を負います。
 ハードウェアのスペックや仮想マシンのOS、MySQLやApacheのようなミドルウェアを好きなように選択でき、非常に高い自由度での開発が行えます。最もカスタマイズ性の高いサービスですが、その分ネットワークやサーバー等の知識が必要となります。

Point

IaaSとは

サーバーやネットワークなどのインフラを提供するサービス

メリット

ハードウェアのスペックや利用する仮想マシンのOS等を好きなように選べるため、自由度の高いシステム開発が行える

デメリット

ユーザーの管理する領域が多いため、ネットワークやサーバー等の知識を持った人材が必要となる


 

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